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監督 220
コンテンツ番号 012507220
表示順 220
タイトル名 作品別
内容 監督・撮影風景
公開可否 true
年齢 64-65歳
その他 「デルス・ウザーラ」の映画化は、ぼくが30年も前から考えていたことでした。まだ助監督だった頃、たまたま探検記が好きで「デルス・ウザーラ」の原作を、読んで、デルスという人物がとても好きになったわけです。ぜひ映画にしたいと、「白痴」を終えたあとだったと思いますが、一度、久板栄二郎さんに話してシナリオを書いてもらったのです。その頃は勿論ソビエトで撮るなんて考えてもみなかったから、舞台も人物も日本に置き換えてやったのですが、どうも面白くない。しょせん日本ではうまくいかないのです。その後、1971年2月、ソビエトのセルゲイ・ゲラーシモフ監督が、来日した時、ソビエトで一本撮る気はないかという話があり、それからその年のモスクワ映画祭に特別出品として「どですかでん」を持って、ぼくがソビエトへ行ったとき、向こうからあらためて、一本撮らないかという話がでたのです。モスクワ郊外のレストランで、日本にきたこともある、レフ・クリジャーノフ監督と会って話をしていたとき「デルス・ウザーラ」をやってみたいと言ったのです。すると向こうは、吃驚して「デルス・ウザーラ」を知っているのか、というわけです。「いやあ、30年も前からずっと考えていた」というと「それならそれがいいじゃないか、実は、すでにソビエトで撮った「デルス・ウザーラ」があるけれども、それはとてもつまらない。黒澤さんが撮るなら勿論、全然違うものができるだろう、それがいい」と、結局、撮ることに決まりました。(キネマ旬報増刊74年、5・7号、黒澤明ドキュメント)
作品名 「デルスウ・ウザーラ」
撮影年 1974(S49)/4/4
完成年 1975(S50)/6/13
公開年 1975(S50)/8/2
製作会社 モスフィルム第三共同体(ソ連邦)/アトリエ41(製作協力)
配給会社 日本ヘラルド映画(現在・角川映画)
書き込み false
共同脚本 ユーリー・ナギービン
原作者 ウラジミール・アルセーニエフ 「シベリアの密林を行く」 「デルスウ・ウザーラ」より
監督名 黒澤明
種別 カラー写真縁あり
イメージサイズ(幅) 119.5
イメージサイズ(高さ) 80.7
備考 現場写真
フォーマット TIFF
解像度 600
カラー数 24
ピクセルサイズ(幅) 0
ピクセルサイズ(高さ) 0