■シルクロード壁画復元

 中国奥地の砂漠に埋もれた石窟寺院、ベゼクリク寺院中の壁画、現在世界各地に四散した壁画断片を収集・管理(デジタルアーカイブ)し、その上でデジタル復元した壁画群を展示する。
 この研究は、研究センターの2つのプロジェクトチーム(瀬田キャンパスを拠点とするデジタルアーカイブ方式研究チーム、大宮キャンパスを拠点とするコンテンツ情報解析研究チーム)と、NHK新シルクロードプロジェクトの協同のもと、大英図書館、エルミタージュ国立博物館、韓国国立中央博物館、ニューデリー国立博物館、ドイツ・インド美術博物館、東京国立博物館、龍谷大学学術情報センター、そして中国政府・ベゼクリク現地所蔵のコンテンツのデジタル化とネットワーク化により研究が進められた。

NHK総合 2005年月2月20日(日)放送
(BSハイビジョンは 2月14日(月)放送)
ベゼクリク壁画復元映像
NHK新シルクロード第2集 トルファン 灼熱の大画廊の一部

 この映像は、デジタル復元した壁画を3次元的に復元した石窟内に配置し、その内部の回廊を表現したものである。

 壁画自身は、HDTV解像度(水平1920本、垂直1080本)の6倍以上の解像度を持つが、映像では、HDTV解像度に変換している。

■IDP

  大英図書館と龍谷大学は2004年3月22日に京都にて、中央アジア資料のデジタル化の共同プロジェクト−International Dunfuang Project(国際敦煌学プロジェクト(IDP))−に関する協定書の調印を行った。

 このプロジェクトは2004年6月から2009年6月までの5年の期間で実施され、大英図書館のIDPと協力して、中国古代紙、木簡、書籍の分析と保存について検討し、また、大谷探検隊収集資料を始めとする龍谷大学所蔵の中国・日本の古文書、経典類を分類・管理を行う。 これに伴い、現在、龍谷大学では所蔵する古典籍をデジタル化して保存し、さらにこれらを管理するデジタルライブラリを構築することによってプロジェクトを遂行している。